🇰🇷韓国の選挙ってどうなってるの？【超入門ガイド】

この記事を書いた人

編集長

こんにちは！KLICK!編集長です。KLICK!は、韓国ワーホリ・留学・現地就職などを経験した運営メンバーが、「ひとりでも次の一歩を踏み出す人を増やしたい！」そんな思いで立ち上げたサイトです。なるべくリアルで最新の情報を書いていくつもりですので、よろしくおねがいします。

韓国の選挙って、日本とちょっと違うって知ってた？
大統領選・国会議員選（総選挙）・地方選挙の３つを中心に、制度の仕組みや過去の流れ、最近の選挙の話題までまるっと解説するよ！

🗳️ 韓国の選挙制度ざっくり解説

韓国の主要な選挙はこの３つ👇

選挙の種類	任期	投票方法	ポイント
大統領選挙	5年（再選不可）	全国民による直接投票	満40歳以上しか立候補できない、1人しか当選できない完全ワンチャン勝負！
国会議員総選挙	4年	小選挙区＋比例代表の二票制	一院制で議席は300。政党の戦略がカギを握る！
地方選挙	4年	自治体ごとの直接選挙	ソウル市長から地方議会まで選ぶ。外国人永住者も投票OK！

📝補足ポイント

韓国の大統領は国民が直接選びます。1987年に民主化されてから、激しい政権交代が当たり前に！

主な大統領と選挙👇

1987年：盧泰愚（ノ・テウ）
初の国民直接選挙で当選。ここから今の体制がスタート！
1997年：金大中（キム・デジュン）
革新系が初めて政権交代！IMF危機の真っ只中の選挙だった。
2012年：朴槿恵（パク・クネ）
韓国初の女性大統領！→のちに弾劾されて失職（蝋燭デモが象徴的）
2017年：文在寅（ムン・ジェイン）
弾劾後の選挙で革新系が返り咲き。積弊清算など改革を推進。
2022年：尹錫悦（ユン・ソンニョル）
0.74pt差の激戦を制して保守系が返り咲き！だけど国会は野党多数でレイムダック状態に…
2024年総選挙：共に民主党が大勝
革新系が175議席を獲得して「与党大統領vs野党国会」状態に。政権運営はさらに難しく…！
非常戒厳の布告を巡り弾劾・罷免されたことを受け、憲法に基づき60日以内に大統領選挙が実施されることとなり、6月3日に投開票が決定されました。

韓国政治は基本この２つの勢力が戦ってる！

陣営	主な政党	特徴
保守（右派）	国民の力	反共・市場経済重視・米国との同盟を大切に。地盤は大邱・釜山など。20代男性にも支持あり。
進歩（左派）	共に民主党	福祉・改革・南北融和などに積極的。地盤は光州・全州、都市部の若年層にも強い。

→ ほぼこの2つで国会の9割を占めるガチンコ勝負状態！

💥 注意：お互いガチで対立するから、政権交代のたびに政策がガラッと変わるのも韓国政治の特徴。